流動化・証券化に関わるSPEマネジメント業務を中核としながらお客様のニーズにすべてワンストップで応えられる「総合ファンドサービス企業グループ」へ飛躍をめざします。
公認会計士協会における監査・保証実務委員会が取りまとめた保証業務実務指針3402(「受託業務に係る内部統制の保証報告書に関する実務指針」)に準拠した監査のことを言います。
上場企業の連結子会社SPEのマネジメント業務を、3402監査を取得した当社に委託した場合、上場会社の監査法人はSPEの監査コストを大幅に軽減することが可能です。
野坂 照光 藤瀬 裕司 編著
本書は、主として、一般の事業会社における財務のご担当者、SPC・証券化ビジネスに関わっておられるアレンジャーやアセットマネジャーなどの方々、SPC・証券化のアドミニストレーション業務に携わっておられる皆様を、読者の対象として執筆しました。
100年に一度とまで言われた金融危機を経て、いまなおグローバルレベルの問題としては、CDS市場問題、レベル3の資産の評価問題、G20による規制強化の動きなどが、また、国内レベルの問題としては、海外子会社配当の非課税問題、IFRS(国際財務報告基準)の任意適用、CRE(企業不動産)の効率化推進などが、金融市場環境を大きく変化させようとしています。証券化の在り方そのものが問い直され、あらためてその本質を認識することが求められているいまだからこそ、今日注目されているSPCをはじめとする証券化の主要な問題点を本書にて再検証しています。
第3章から第9章にわたり、「一般社団法人」「SPCと信託の今日的オフバランス・連結問題」「匿名組合」「証券化出口戦略としての適格合併」「信託をSPVとして用いた場合の法人課税信託」「消費税の還付に係る合理的按分基準」「18号監査」という7つの論点を採り上げました。
また、基礎知識としての第1章「証券化の基礎知識」(「SPCのファイナンス」、「ノンリコースローンとSPC」などを含む)と、いわゆるSPC・証券化の技術が、わが国の経済の実に多くの分野にわたって、すでに用いられていることをご紹介させていただきたく、類書にない範囲で出来るだけ多くの事例を集めた第2章「証券化スキームの類型」との2つを追加し、合計9項目の章立てとしています。
東京SPCマネジメント株式会社では、証券化・流動化ビジネスおよびSPE・ J-REIT(不動産投資信託)のマネジメント業務に対して意欲に燃える人材を募集いたします。